■ MUKU-DATA 蝙蝠（こうもり）の引き手 孝順寺 4.5帖間
安田の孝順寺さんと言えば、玄関の菱の格天からはじまり、折り上げ格天の数々が見どころですが、
座敷の脇の４畳半の小部屋は、当時ここの当主が常に居た場所だったとの事。
ここの襖引手がなんとも怪しげ？なコウモリなのです。
コウモリというと何だか不吉な感じもしますが、
東洋では、古来より家を守り、福を運んできてくれるなど
長寿や吉兆の意味が込められているようです。
この小さな部屋で一人、何を思っていたのでしょうね。
粋な設えです。
ここ四畳半の天井 キラキラとした杉の一枚板
他の部屋の引手には、七宝＋皮
